自動プレス課Wさん

自動プレス課
Wさん
34歳 入社8年

前職は美容師。思い切って全く違う業種に転職しました。

私は中途採用で志水製作所に入社しました。前職では6年間ほど美容師をしていましたが、短大時代のアルバイトで製造業の仕事を経験していたこともあり、その経験を少しでも活かせるのではと感じて、思い切って全く違う業種に転職を決めました。会社選びの決め手になったのは、会社の安定感です。当社は大手自動車メーカーの関連企業と長く取引を行っており、安心して長く働き続けられる職場だと感じたのが一番の理由でした。

自動プレス課Wさん

私は入社後、自動プレス課に配属となりましたが、最初は入社前のイメージとのギャップに戸惑いました。淡々とモノを作る仕事だと思い込んでいたのですが、実際の現場では、技術課や品質保証課との調整が必要で、チームワークやコミュニケーション力が求められます。その点では、お客様の接客やスタッフとの連携が大切となる美容師の経験が少なからず活きているかなと実感しますね。

自動プレス課は、総務課が手配した材料や、技術課が作る金型を使い、自動プレスで製品を生産していくのが仕事です。出来上がった製品は、品質保証課で品質をチェックした後、出荷を行う生産管理課へと流れていきます。私たちが単独で行う仕事ではなく、部署間での円滑なやりとりが必要になる。だからこそコミュニケーションはとても大切です。

会社の全面的な支援により、難関の国家資格に合格できました。

当社の魅力は、教育に熱心なところです。前職が美容師だった私は、入社当初、本当に何も分からない状況でした。ただ、当社では現場での研修以外にも、積極的に社外講習に参加させてくれます。プレス加工の基礎知識のほか、さまざまな技術的な講習に参加できるだけでなく、チームワークや人間関係を上手く構築するための人間性を磨く研修などにもいくことができ、最初は不安だった私も徐々に自信が持てるようになりました。

また、2年ほど前には、国が定める騒音設備や振動設備を持つ特定工場に設置が義務付けられている「公害防止管理者」の資格を取得しました。この時にも会社が全面的に支援をしてくれ、受講料の全額会社負担のほか、休日に講習を受けた時には代休を取得できたり、合格後には報奨金まで支給していただきました。今後は全面的に支援してくれた会社に少しでも恩返しができればと思います。

今後入社される方に期待するのは、まず挨拶ができること。「ありがとうございます」「すみません」といった言葉をきちんと言える。そんな礼儀が大事だと思います。また、何事もすぐに人のせいにしたりしない。自分なりの責任感を持って仕事をしてもらいたいですね。